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【インタビュー記事】作家Knittingwork work P.dさんに聞いてみました*

【インタビュー記事】作家Knittingwork work P.dさんに聞いてみました*

個性豊かな可愛いニット雑貨を生み出している
Knittingwork P.dさんにいろいろ聞いてみました♪

あかまつ
 2020.10.6

以下の記事は2020年10月6日に投稿した
作家P.dさんのインタビュー記事です。
ごゆっくりご覧くださいませ*
**************************

こんにちは!
リシュマムONLINE SHOPのあかまつです^^

ONLINE SHOPでお取り扱いを開始した
作家P.dさんの“くまのオニオンベレー帽”
登場してすぐに人気のアイテムとなっています*

P.dさんの作るニット雑貨は、
手に取った方が温もりを感じられる優しいアイテム
自宅用からプレゼント用など幅広く人気となっています。

実はリシュラカンパニーとの付き合いも長く、
10年以上も人気の作家としてずっと私たちを支えてくれているんです。

今日は新しい試みとして、
新店長のいとうがP.dさんにいろいろ聞いてみたので
その対談の様子をご紹介します。

Knitting work P.d

いとう:こんにちは!本日はよろしくお願いします。

P.d:こちらこそよろしくお願いします。

いとう:いきなりなんですけど、P.dさんの名前の由来って何ですか?
長くお付き合いさせていただいているんですが、そう言えば聞いたことなくて。

P.d:よく聞かれるんですよね。
P.dのPはプレゼントという意味です。贈りものですね。
dなんですが学校の頃から「どらこ」って呼ばれてたのでそこからdをとりました。

いとう:どらこ…とは??

P.d:ドラえもんのドラです。(笑)
中学生のころから「ペンあるよ、糊あるよ」みたいな感じで友達にいろいろ手渡してたらドラコになってました。
Pは大文字でdは小文字なんですけど、並べるとP.dってぴったり合致するのもおもしろいなと思いました。

いとう:ドラえもん可愛いです(笑)
贈りものという意味や、昔のあだ名、形など遊び心満載の作家名なんですね!


大事にしているのは余白
いとう:編み物はいつ頃からされているんですか?

P.d:編み物は大学生時代の20歳ころから趣味ではじめました。
そこからフリーマーケットに参加したりグループ展に参加したり。
2003年にリメイクコンテストの大会に参加し、優勝は逃したんですが
そこでリシュラと出会い作品を置いてもらえることとなりました。

いとう:そんなに前から支えてくださってるんですね!

P.d:あの頃は広島も雑貨屋さんが少なくて
「編み物雑貨」のイメージもおばあちゃんか!ってくらい古臭いイメージが蔓延してました。
それでもこの16年間で手作り界や広島の雑貨事情も洗練されてきましたね。

いとう:その流れの中今でも通用するってすごいですよね。
何か意識していることなどはあったんですか?

P.d:スタッフの方が聞いてくれたお客様の意見をしっかりと聞きリニューアルを繰り返してきました。
きっと私が自分の求める100%のものを作ってしまうと売れないんだと思います。
「おもしろさ」と「かわいさ」のバランスや、
深くこだわってしまうと値段と手間のバランスが難しいんですよね。

いとう:編み物って凝りだすとどこまでもいっちゃいそうですもんね。
とか言いつつ、毎回どの商品も細かいところまで凝っていてすごいです。


(姉妹店リシュリシュで取り扱い中の文学少女なブックカバー、お花挿し。
栞がレースになっていたり、くまさんが本を読んでいたりと凝っています*)

P.d:私がなんとなく作ったものを楽しんでくれるみんなの想像力がすごいんですよ。
私の作品のゆるさを上手に紹介してくれる店舗スタッフ、想像力豊かに受け取ってくれるお客様、
みんなで作り上げていってるという感じがします。
そのために作品のぎちぎちに決め過ぎない「余白」の部分を私は大事にしています。


ママということ、作家ということ

いとう:P.dさんには娘さんがいらっしゃるんですよね。今は何歳になったんでしたっけ?

P.d:6歳の幼稚園年長さんになりました。最近は幼稚園で楽しくやっているみたいです。
3年前は商品をかぶってキッズモデルにもなってくれてたんですけどね。

いとう:もうそんなに大きくなったんですね。
育児をしながら編み物って大変じゃないですか?

P.d:編み物は大好きなので、
子どもが寝ているすきや子どもを遊ばせながら鍋を見ながらでも空いた時間にできました。
隙間にできることが私に合っていたみたいです。

いとう:ママとしての仕事と、作家としての仕事をこなしているのは本当に尊敬します。

P.d:「ママ×作家」というと、すごい人!って幻想はあると思うんですけど全然そんなことはなくて。
「編み物が得意だから、自分の子どものためにできてすごいね!」って言われるんですけど、
実際自分の子が赤ちゃんのころは育児にいっぱいいっぱいで全然作れなかったです。

いとう:そうなんですね。編み物に限らずママさんの中には
同じような悩みを持っている方がたくさんいそうですよね。

P.d:そうですね。今育児とやりたいことや、
育児と何かで「私はだめだ…」と思っている方がいたら心配しないでください。
今は大丈夫です!子どもは成長するし、いつか好きなことを出来るようになるんで安心して!
って伝えたいです(笑)

いとう:実際に育児を経験している方からの言葉は重みがありますね*
素敵なエールありがとうございます。

 


新登場のオニオンベレーのこと

いとう:これまでの歴史、余白の想い、育児期間などを背負って登場した
“オニオンベレー”ちゃんはとても頼もしく見えてきました!
なぜこの形になったんですか?

P.d:最初は通常のベレーで考えていたんですが
とんがり×くまで試行錯誤をしていたらこの形になりました(笑)

いとう:形がユニークで可愛いですもんね*
たまに街でかぶってくれているお子さんを見かけます!

P.d:その時はとっても嬉しいです。家族が「街で見かけたよ」と
こっそり写真を撮ってくれたり、同じエレベーターに乗った子を見かけたが言いそうになって言えなかったり。(笑)

いとう:オニオンベレーの制作でのこだわりポイントは何でしょうか?

P.d:こだわりは「あまりキレイに作りすぎない、整えすぎない」という所でしょうか。
くまの耳や鼻の縫い付ける位置を微妙にずらしてみたり、
目や口の刺繍の大きさをその時の気分で変えてみたりしています。
その方がひとつひとつが表情が違う仕上がりになって、
それぞれに個性が生まれるような気がするからです。

いとう:ありがとうございます。
まだまだお話を聞いていたかったのですが時間が来てしまいました…!
最後に、お客様へ一言お願いします。

P.d:いつもお店やSNSで作品をご覧いただきありがとうございます。
お店でオニオンベレーをお手に取っていただけた際には、
ひとつひとつの表情の微妙な違いにも注目していただけたら嬉しいです。

 

いかがでしたか?
作家さんへのインタビューは初めてなんですが、
いろんなおもしろい話が聞けてあっという間でした!

実店舗ではオニオンベレー以外にも様々なアイテムや
P.dさんのオーダー会を開催したりしますので、これからも楽しみにお待ちくださいね♪

これからも作家さんのいろんなお話を聞いていきたいと思うので、
気になる作家さんや聞きたいことなどありましたら気軽に連絡くださいませ*

ありがとうございました。

 

 

インタビュアー:いとう店長
語り手:Knittingwork P.d
編集:あかまつ

“くまのオニオンベレー帽”商品ページはこちら▼

https://www.lisur-s.com/c/baby_kids/200909-2307

あかまつ

リシュマムONLINE SHOP
編集長 あかまつ

晴れの国岡山出身
リシュマム唯一男性社員として奮闘してます。笑
昔から子どもと遊ぶのが大好きで
リシュマムでも隙あらば子どもと遊ぼうとしています。
休日は基本的に読書をしているので、
おすすめの本があったらぜひ教えてください*

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